高校生の皆さんにとって、就職活動は初めての経験ですよね。社会人として仕事をするイメージが湧かず、就職先についても、自分の考えに自信が持てずに周りの意見に流されてしまうことがありませんか?
社会人として就職することは、自分の人生において大切な人生の岐路になるはずです。就職活動は、受け身にならずに率先して自ら選択していくことが重要です。
自分の進路は、“自分で”選ぼう!
高校卒業後に就職して社会人になると、周りからは一人の大人として責任が求められるようになります。
高校生のときは問題が起きても、両親や先生が助けてくれましたが、社会人は困難なことも自分の力で乗り越えなければなりません。
就職先を自分の意志で選択せずに周りの勧めで決めてしまうと、仕事で辛いときに周りのせいにしてしまいがちになります。また、自分で困難を乗り越えていくことができにくくなってしまいます。
社会に出て働くのは自分です。自身と責任を持って働くためには、周りにアドバイスを受けても最終的には自分の意志で決めることが大切なのです。
自信が持てる選択かどうか
高校を卒業して就職する場合、大学進学を選択した人よりも4年早く社会人になります。
自分が働いているときに、大学に進学した人からサークル活動やアルバイトなど、楽しい学生生活について聞かされて羨ましく感じてしまうかもしれません。
しかし、高校を卒業してすぐに働くことで、大学進学では経験できないことも多くあります。自分と周りの人の進路が違っていても、自分の選択に自信が持てるように、就職先でどんな仕事がしたいかもしっかりと考えておきましょう。
働く環境は事前に要チェック!人に任せず自分で行動しよう。
自分で自信を持って就職先を決めるにはどうしたら良いのでしょうか?
求人票だけでは就職先のイメージがしにくいため、自分が興味のある就職先の環境を自分の目で直接確認することが大切です。
自分の考えだけで就職先を決めてしまうと、自分のイメージと職場環境や仕事内容が違うことがあります。就職先が決まってから後悔しないためにも、働く環境や仕事内容を自分の目で確かめるようにしましょう。
実際の職場環境や仕事内容を確認したら、先生や両親に自分のイメージにあっているかどうかを伝えることで、自分のイメージにあった就職先を選択することができるようになります。
就職した5年後、10年後どうなっていたいのかイメージしよう
高校を卒業して10年後、自分の人生はどのようになっているでしょうか?
就職してから5年後や10年後の将来の自分をイメージすることは簡単ではありません。
仕事をバリバリこなしたり、結婚して家庭をもったりしている姿を明確に描いておくことができれば、就職後の人生が楽しくなるはずです。
社会に出て自分が幸せだと思える人生を切り開くのは自分です。自分の進路が幸せになるように、自分自身で納得できるまで考えて選択をしていくようにしましょう。