就職活動は、自分がどんな仕事がしたいのかを考えてばかりですよね。
「何がしたいのかわからない・・・」「できれば好きなことをしたい・・・」と自分の興味は何かを繰り返し考えることが多くなります。
自分の「好き・興味」を考えてみることは、自己分析の一つです。
「車が好き」という人は、車に関する仕事が気になりませんか?
就職先をこれから決める人も決めなおす人も「どこがいいのかわからない」のであれば、「好き」から就職先を探してみましょう。
今回は、「車が好き」だから、車に関する仕事につきたいと考えている男子高校生に車関係の仕事を紹介します。
車が好き、興味があるという男子高校生にオススメです。
車関係にはどんな仕事があるの?
車に関連する仕事にどのような職業があるかすぐに思いつきますか?
整備士、ディラーといった分かりやすい職業が思いつく人もいるでしょう。
職業よりもトヨタ、日産といったメーカーが思いつく人もいるかもしれません。
車一つをとっても、車に関わる仕事にはあらゆる職業があります。
職業によって、車との関わり方は変わってきます。
あなたは好きな車とどのように関わって働きたいですか?
職業の仕事内容を知って、自分が働きたいと思える職業を考えてみましょう。
整備士
さまざまなメーカーや種類の車の点検や修理をする仕事です。
実際に働くことで、車を触る機会が多くなります。
実践によって、学ぶことや実践的技術が身についていきます。
整備士の仕事のメインである車の安全点検や修理は、お客様の命を預かる仕事でもあります。
そのため、国家資格の自動車整備士2級や3級が必要になります。
入社するときに整備士の資格を持っていなくても、入社後に資格の取得を目指すことができます。
車の販売
車が欲しいとショールームや店舗に来ていただいたお客様の対応をします。
土日など休日はイベントをする店舗もあります。
お客様の要望を聞いて、車を販売したり自動車保険の提案をしたりする仕事です。
車は金額が高いため、販売するにもハードルが高そうですよね。
車に関して販売するだけの知識がなくても笑顔でコミュニケーションが取れたらOK!
はじめは簡単な仕事から始めていくことがほとんどです。
車を販売したらそこで終わりではなく、修理や定期的なメンテナンスといったアフターフォローでお客様とつながりを感じることができる仕事です。
なお、自動車保険を提案するには資格が必要になります。
入社後に資格取得を目指します。
カー用品の販売
車に関わる仕事は、車そのものだけではありません。
車を使っていると、車に関するさまざまな商品(カー用品)が必要になってきます。
- タイヤ
- ホイール
- オイル
- バッテリー
- チャイルドシート
- ドライブレコーダー
- カーナビゲーション
- ETC
- 補修用品(ちょっとしたキズをペイントするなど)
など、お客様が困っていることや解決したいことを聞き出し、最適な商品を提供します。
カー用品にはメーカーによって機能も価格も異なります。
また、タイヤやオイル、バッテリーなど商品によっては、詳しく理解していなければ車を安全に利用できないものがあります。
お客様が快適なカーライフを過ごせるよう最適な商品を販売していきます。
車の製造
自動車が完成するまでの工程は幅広くあります。
ある部品だけをつくる製造や、部品をパーツごとに組み立てて1台の車に仕上げていく製造があります。
製造過程や製造内容によって仕事内容も大きく異なります。
- 鋼板をプレス機で加工(ボディ部分の製造)
- 塗装
- 溶接
- 検査 など
車1台に必要なの各部品は数千点です。
さまざまな部品を組み立ててようやく1台の車になります。
自分が関わった仕事が、1台の車になるというやりがいを感じる仕事です。
ガソリンスタンド
ガソリンなどの燃料を供給する(ガソリンを入れる)だけが仕事ではありません。
- 洗車
- 車検
- キズ
- オイル交換
- バッテリー対応
- 自動車保険対応
などお客様の車をケアするのも仕事です。
お客様の車の相談ができる場所として親身になって解決する仕事でもあります。
車に詳しくない人でも慣れながら車について知っていくことができます。
ドライバー(運転手)
車の運転が好きな人、運転を仕事にしたい人にオススメの仕事がドライバー(運転手)です。
ドライバーはいろいろな商品を運びます。
商品を運ぶということだけではなく、配送先のお客様やその先のお客様のお客様とさまざまな方とつながりを感じる仕事です。
免許を持っていないという高校生も入社後に運転免許取得を目指すこともできます。
自動車運転免許の取得にかかる費用を負担してくれる会社もあります。
アサヒロジスティクス株式会社
シモハナ物流株式会社
株式会社饒田
アシストライン株式会社
南信重機興業株式会社
株式会社シンクラン
佐川急便株式会社 東京本社
加藤運輸グル-プ
協和物産株式会社
自分にできるかな?仕事の経験がない高校生も安心
「その仕事は難しそう・・・」「自分にできるかな?」と、好きな車に関する仕事をしたいといっても、仕事をすることは不安ですよね?
高校生のみなさんにとって、仕事は初めての経験ばかりです。
資格は持っていないという不安を持つ高校生も安心してください。
高校生は働いたことがない人がほとんど。
実務経験(実際に働いたことがあること)はなくて当たり前です。
未経験で入社した先輩もたくさんいますし、はじめは誰もが初心者です。
ジョブドラフトに掲載中の求人であれば、まずは先輩の後ろについて簡単な作業から経験を積んでいきます。
専門学校と就職を比較してどうなのかな?
専門学校で学んでから就職という方法もあります。
例えば、整備士のコースに入学して卒業後は、1級や2級整備士、カーディーラーの営業や車のエンジニア、工場と車に関するに就職することができます。
1級整備士を目指すと4年間、2級整備士を目指すと2年間勉強が必要になります。
専門学校の学費は入学金が約30万、1年間の授業料が約120万円です。
就職の場合は、学費が不要です。
毎月給料があるということも専門学校と大きく違うところでしょう。
また、働きながら資格取得も目指せます。
学んでから就職するのか、働きながら学んでいくのかは自分自身でしっかりと考えて決断するとよいでしょう。
まとめ
「車が好き」という気持ちを将来の仕事として、どんな仕事か実際に見に行ってみると、より就職することがどのようなことかイメージできるかもしれません。
また、同じ職業や仕事内容でも会社の雰囲気や働いている人によって、自分が働く環境は変わってきます。
職場見学を利用して応募前に職場の環境を確認してみましょう。
就職も進学もいずれにしても「就職したらどのように働くのか」「どんな仕事をしたいのか」「車とどのように関わって仕事をするのか」を整理してみると、就職先の選択肢が絞られてくるはずです。
難しくなったり、わからなくなったりしたらジョブドラフトのLINEにご相談ください。
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