2019年3月に高校を卒業する3年生の求人票は7月に解禁されています。
進路が全く定まっていなくて、求人が見られるようになってもどんな職業ものを見るべきか見当も付かないと悩んでいませんか?
これから準備すればまだ十分に間に合います。
就職活動がわからない人に「自分がしたい仕事を知るための3STEP」をご紹介します。
ポイント1 自分が何を考えているのか整理しよう
いきなり、「自分について知ってね」と言われてもわかりませんよね。
自分を知ることは「自己分析」といわれますが、面倒にも難しくも感じます。
けれど、働くのはほかの人ではなく自分自身。
せっかくなら自分の理想に近づいた仕事をしていきたいものです。
その“理想”を整理するためのポイントをお伝えします。
自分の長所と短所を知ろう
自分にあっている仕事を探すには、自分の長所と短所を知っておくと就職先を探しやすくなります。
けれど、自分の長所と短所をいきなり理解するのはなかなか難しいですよね。
探すにはポイントがあります。
あなたがこれまでに夢中になったことは何か考えてみましょう。
部活・勉強・アルバイト・習い事・遊びなど・・・まずは思いつくままに全て挙げてみてください。
次にそれぞれにどうして夢中になれたのか理由を考えてみましょう。
何度も、なぜ?なんでだっけ?と自分に問いかけてみるといろいろなことが思いついてくるはずです。
いくつか挙げてみると夢中になったことに共通点が見えてきませんか?
それがあなたの長所です。
実は長所と短所は表裏一体。
あなたの特長はよく言えば長所、悪く言えば短所にもなります。
自己分析で自分の長所と短所を理解すると、就職活動のときに自分がどんな人間なのかを会社へアピールできるようになります。
自分の働く条件を考えよう
- 仕事内容(どんな仕事をしたいのか)
- 働く場所(どんな場所で働きたいのか)
- 毎月の給与(どれくらいの給与がほしいのか)
- 休日(どれくらい休みがほしいのか)
- 会社の雰囲気(どんな雰囲気の会社で働きたいのか) など
「こんな仕事はどうですか?」とすすめられたときに「これはしたくないな」「これはいいな」と感じるはずです。
どんな仕事をしたいのかわからない人でも、働くうえで自分の理想があります。
どんな働き方をしたいのか考えて整理してみましょう。
整理すると自分の理想の働き方や働く条件がでてきます。
しかし、すべての条件を満たすことは残念ながら難しい場合があります。
全ての理想の条件が満たされない場合、どれが自分の中で優先度が高いのかを順位づけておくと就職先を選ぶときの基準がわかりやすくなります。
ポイント2 どんな仕事があるか探してみよう
どんな仕事があるのか探すために探し方のポイントをお伝えします。
働く場所から探す
働きたい場所はどこですか?
地域によって会社は変わってきますし、会社によって応募中の職種(仕事内容)も変わってきます。
- 地元で働きたい?
- 親元離れて一人暮らししたい?
- 親元離れたいけど寮・社宅に住みたい?
地元で働きたい場合も一人暮らしをしたい場合も、毎日の通勤時間についても事前に把握しておきましょう。
どれくらいの通勤時間が自分の理想なのか決まっていますか?
毎日の出勤と帰宅で時間をどれくらい使うのかは就職先を選ぶうえでも重要です。
一人暮らしをしたい人は、毎月の給与も就職先を選ぶ条件になってきます。
どれくらいのお金があれば一人暮らしができるのか、ということも確認しながら就職先を探していきましょう。
寮・社宅がある会社で働きたい人は、寮・社宅がある条件の会社を選んでいく必要があります。
求人票の条件部分を確認していきましょう。
↓寮・社宅がある求人を探している人はこちらの記事も読んでみましょう↓
自分の長所から働く場所を探す
自分の長所や短所を生かして理想の働き方を実現できそうな求人を探してみましょう。
ここで、例えばアルバイト経験があるから接客と言うように安易に求人を絞らないでください。
イメージだけで求人票を見てしまうと、自分の可能性を狭めてしまいます。
そのアルバイトのどんなところが好きだったのか、長所や短所が生かせそうな部分はどんなころなのか考えてみましょう。
人に商品を勧めることが好きなら営業職にも当てはまりますし、ありがとうと言われることが嬉しいのであれば、介護職などでも経験できます。
世の中にはあなたの知らない仕事や会社がたくさんあります。
知らない仕事の中にあなたの理想が潜んでいるかもしれません。
職種(仕事内容)から探す
- 事務の仕事がしたい
- 接客がしたい
- ものを作る仕事がしたい
- 営業の仕事がしたい
就きたい仕事から探すには、どのような仕事内容かも確認しておきましょう。
同じ職種名であっても会社によっては仕事内容が少し異なる場合があります。
どのような仕事をしていきたいのか、興味があるのか明確な場合は、職種から探していきましょう。
働く条件から探す
- 職場の場所
- 給与
- 休日
- 勤務時間 など
働く条件は会社や職種によって全く異なります。
求人票をまずは確認しましょう。
求人票は文字ばかりで読むことが難しく感じるかもしれません。
読んでみてわからない、求人票を見つけたけど詳しく知りたいといった場合は学校の先生に聞いてみましょう。
【職場見学のススメ】求人票を眺めるだけでは、どんな仕事かわからない?
ポイント3 就職がわかる人に聞いてみよう
自分の中で就職について考えてみていかがですか?
就職について考えてみてもわからない人や考えてみたけど理想の仕事があるのかわからない人がいるかもしれません。
卒業の日が近づいてくると焦りも出てきますよね。
悩んでいるのであれば、早めに解決するためにも周りの人に手助けしてもらうことも解決策の一つです。
また、高校生の就職活動は学校を通じて行うことが原則とされています。
独自のルールもあります。
整理した内容をもとに学校の先生に聞いてみたり、ジョブドラフトのLINEに相談してみたりしてください。
ジョブドラフトは就職活動を頑張る高校生を応援しています。
就職についての相談はLINEでいつでも受付ています。
就職活動のすすめ方はわかったかな?
就職活動がわからないときは、自分を知ることからはじめましょう。
さらに、これから働く上でどうしていきたいと思っているのか、自分の特長を知った上で、狭い範囲で考えるだけでなく、様々な視点で求人票を見たり、色々な会社を実際に見学してみましょう。
そうすることで、あなたの理想の働き方に近い仕事や会社に出会うことがきっとできますよ。