「正社員」って何?働き方に後悔しないための雇用形態

ドラフトカフェ編集部

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2017/8/11

「働く」といっても、現在はいろんな働き方があります。
正社員・契約社員・派遣社員・アルバイトなど、いろんな働き方がある中で、それぞれ何がどう違うのか、分からない人も多いと思います。
親御さんや先生たちは「正社員」で働くことを勧めることが多いと思います。
なぜ、大人たちは正社員で働くことを勧めるのか。ここでは、正社員とその他の働き方の違いについて、説明していきます。

 

フリーターと正社員では生涯年収に差が出る

生涯年収という言葉をご存知ですか。生涯年収とは人がその生涯で得る賃金の総額のことです。
高卒で新卒から60歳の定年まで、正社員で同一企業に勤務した場合の生涯年収の平均は男性で約2億4000万円、女性で1億8000万円と言われています。
一方、フリーターで同じ期間働いた場合の生涯年収は約6000万円と言われています。
特に40歳から44歳の間の年収にはかなりの差が出てきます。
正社員の場合の平均年収は約650万円に対して、フリーターの場合は約200万円と3倍以上も差が出ます。
この差は、正社員の場合は昇給や賞与がありますが、フリーターの場合はそれらがないという理由から生まれる差です。

 

正社員には社会保険などの福利厚生が充実

正社員とフリーターでは、社会保険などの福利厚生面でも大きな違いがあります。
社会保険とは、病気や怪我・災害・失業などによって国民が困った時に、生活を保障するために設けられている日本の社会保障制度の一つです。具体的には「医療保険」「年金保険」「介護保険」「雇用保険」「労災保険」の5つです。
正社員の場合は、医療保険は健康保険、年金は厚生年金に加入しますが、そこに係る費用の約半額は会社が負担します。
一方、フリーターの場合は、一定の条件を満たさなければ会社の社会保険に加入することはできないので、その場合の保険料は全額自己負担となります。
正社員として働いていれば、これらの保険料は毎月の給与から天引きされるので、未収納を防ぐことができ、怪我や病気で仕事ができない時の保証や、年金の受給も確実にできることになります。

 

収入の格差は結婚や出産・子育てにも影響がある

正社員は毎月安定収入があることも大きな特徴です。
将来、結婚してマイホームを購入しようと思った時に、住宅ローンを利用できるか否かは、安定収入があるかないかで大きく変わってきます。
また、社会保険の中には出産育児一時金や育休手当などがあり、出産や育児にかかる費用を補助してくれる制度もありますし、家族を扶養すると「扶養控除」が適応され、税額が低くなる制度もあります。
正社員で働き、安定収入を得て社会保険に加入していることにより、安心して生活ができるだけでなく、将来設計もしやすくなります。

 

今は良くても、将来、後悔しない選択を

まだ、自分のやりたいことや向いていることが分からないから、とりあえずフリーターで良いと考える人もいるかもしれません。
しかし、働かないと生活はできません。バイトを複数掛け持ちしていた方が、手取り収入が多いと考える人もいるかもしれませんが、就職については目先のことだけではなく将来も見据えて、早い段階で真剣に考えることをお勧めします。
そろそろ正社員で働こうかな、と思った時にすぐ働けるとは限りません。
周囲の大人や先輩たちの話も聞いてみたりして、自分自身が後悔しない選択をしてください。


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