普段、TwitterなどのSNSを使っている人も多いと思いますが、気を付けなければならないルールをきちんと理解していますか?普段から嬉しいことがあると、まずツイートするという人は、就職先から内定を貰った時にはすぐにつぶやきたくなるでしょう。
しかし、いくら嬉しくてもつぶやく内容は十分注意しなければなりません。安易に内定をもらったことだけではなく会社名や個人名が入った書類を投稿する人がいますが、この行為は個人情報をさらしてしまうことになります。
個人情報を公開することでどんなリスクがあるのでしょう?
今回は、個人情報の取り扱いについての注意点をご紹介しますのでしっかり確認してください。
リテラシーって何?個人情報は?
情報リテラシーという言葉は聞いたことがありますか?スマートフォンが普及してインターネットが身近になったことで、様々な情報を簡単に手にしたり発信したりすることができるようになりました。
こうした情報をきちんと活用できる能力を情報リテラシーと言います。
中でも特に気を付けて扱わなければならない情報が個人情報です。個人情報は、名前、メールアドレス、職場、学校名など個人を特定されるもの全てを差します。
深く考えずにこうした個人情報を発信してしまっていませんか?
個人情報を漏洩させることで知らない誰かにあなたのことを特定されてしまう怖さがあることをきちんと知って情報リテラシーを身につけましょう。
Twitterの画像は全世界に配信されている
インターネットの使い方に関していくら注意喚起されても、鍵アカウントだから大丈夫!などと安易に考える人もいるでしょう。
しかし、インターネット上に情報を投稿した瞬間から、どこでどう拡散されるかはわからないということを覚えておきましょう。投稿した情報を消去しても、拡散されることで完全に消し去ることはできないという怖さがあるのです。
Twitterは全世界に配信されているので、どこで誰が見ているかわからないということを考えてからツイートしましょう。
どんなに嬉しくても内定通知書をネット上に投稿しない
毎年、内定が嬉しくてついつい内定通知書をTwitterに投稿する高校生がいます。
名前や学校名、内定先企業名が記載された画像が9月末以降投稿されているのをよく見かけます。あなたが投稿した内定通知書を、誰が見ているかわかりません。
中には、あなたの情報を悪用しようと考える人がいて、事件に巻き込まれる可能性もあります。友達と喜びを分かち合うことは、Twitter上でなくてもできます。
自分は大丈夫だと安易に考えず、特に、個人情報については十分に注意しましょう。
社会人になると多数の個人情報に触れる。今から意識しよう!
いかがでしたか?インターネット上に個人情報をさらしてしまうことの危機感を感じて頂けたのではないでしょうか?
個人情報は自分のものだけでなく他人の取り扱いにも注意しましょう。情報の取り扱いは自己責任です。
特に社会人になると、何が個人情報なのか機密情報なのかが判断ができないようでは許されないことがあります。
これまで気軽にTwitterなどのSNSを使ってきた人も社会人になる前にきちんと情報リテラシーを身につけ、今後の使い方について今一度考えてみましょう。